安藤医院
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安藤医院ニュース 2006年2月 vol.2



1年で最も寒い季節となりました。寒さで血圧が高めになったり、体調を崩されている方もいらっしゃるかと思います。どうぞご自愛ください。


お願い
インフルエンザの季節となりました。発熱、咳、などの症状で受診される際は受付に申し付けてください。マスク着用のご協力お願いいたします。

お知らせ
1.東金病院とわかしおネットワークで病診連携をしております。東金病院からご紹介された場合、もしくは当院からご紹介する場合、電子カルテで情報を共有しております。
通常の診療は当院で、より詳しい精査や病態が変ったときは東金病院の受診というようにより良い病診連携を目指しております。
2.亀田病院のカルテも当院で閲覧できるようになりました。亀田病院の人間ドックを受けられたり、受診されている方は申し出てください。


健康一口メモ

<花粉症について>
花粉症の季節が近づいてきました。当院でも軽症から中等症の花粉症の治療を行っております。花粉症をお疑いの方は医師にご相談下さい。花粉症は重症化すると、症状のコントロールが大変な病気であり、予防と早期治療が必要です。すでに毎年花粉症でお悩みの方には対策として、無症がまだない時期や非常に症状が軽微な時期からの内服治療開始をおすすめしております。


診療アレルギーが原因で起こる鼻炎の中で、植物の花粉を抗原として発症するものを花粉症と呼びます。スギやヒノキ、イネ科の植物などの花粉が有名です。
花粉症は発症に季節性があることと、くしゃみ、透明で水のような鼻水、鼻づまりの3つの症状を特徴とします。ハウスダストやダニなどの花粉以外の物質が原因で起こるアレルギー性の鼻炎には、一年中症状があるものがありますが、このようなものは花粉症と同じような症状でも、花粉症とは呼ばれません。ただし、例えば2−5月に多いスギ花粉と4−11月に多いイネ科花粉の両方に対してアレルギーがある場合は、季節とかかわりなく症状があるように感じる方もいらっしゃるかもしれません。

診断には患者さんへの問診、つまり医師と患者さんとの間のコミュニケーションが一番大切です。診療の現場では、「自分が花粉症なのか風邪なのかわからないのだが」、との相談をよく受けます。一般的に風邪でも初期には水のような鼻水が2―3日続きますが、じょじょにねばねばした黄色い鼻水に変わりますし、からだのだるさ、筋肉痛、発熱、のどの痛みのどを伴います。正確な診断には、鼻鏡検査、鼻汁好酸球検査、皮膚テスト、血清抗体検査、アレルギー誘発テストなどの専門的な検査を行って診断します。鼻鏡検査、鼻汁の検査や血液の検査は当院でも簡単にできまし、どのような花粉が原因であるかも血液を調べることでわかりますので、「花粉症かな」と心配の方は気軽に医師にご相談下さい。

すでに花粉症と診断されたことがある方の治療には予防が第一です。抗原である花粉を避けるために、マスコミによる花粉の情報に気をつけ、メガネやマスクなどの花粉症グッズを活用しましょう。また初期治療として、症状のない時期や症状があまり気にならない時期から、抗ヒスタミン薬やケミカルメデイエーター遊離抑制薬などの軽い薬を飲んだり、点鼻薬として使用することは、症状の発現を遅らせたり、花粉が激しく飛んでいる時期の症状を軽減する効果があります。症状の重症化に伴い、点鼻薬をステロイド薬を含んだものに変えます。それでも改善しない方にはステロイド薬の短期間の内服治療を行う場合があります。ステロイド薬は症状をなくすにはとても有効なので、症状の軽いうちからお使いになりたい方が多いのも事実ですが、長期間の使用ではいろいろな副作用もありますので、注意が必要です。

薬でなかなか改善しない重症な方の中には、耳鼻科での手術を行う必要がある場合があります。例えば、鼻の粘膜の神経を切除する手術や、鼻の粘膜を電気やレーザーで焼く治療などです。また、鼻の穴に変形があって鼻づまりのひどい方の中で、鼻の穴を整復する手術が必要な方もいます。耳鼻科へのご紹介も積極的に行っておりますので、気軽に医師にご相談下さい。また、原因となる物質が明らかな場合に限り、「抗原特異的減感作療法」といって、微量の原因物質を長期間にわたり皮下注射して症状を出にくくする治療法もありますが、この場合は特殊な治療であり、まれにショックを起こす危険もありますので、必ず専門医受診が必要となります。
なお、花粉症ではアレルギー性の結膜炎を合併することが多いため、点眼薬をいっしょに使用することがよくあります。点眼薬の内容は点鼻薬に準じて選択されます。


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