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安藤医院ニュース 2006年3月 vol.3
花粉症の季節となりました。今年は去年より早めに花粉が飛びはじめました。しかし、花粉の量としては昨年よりも少なめとのことです。重症化する前に早めに治療をすることが肝心です。また、溶連菌感染もはやっております。診断された場合には抗生剤を長期内服することが必要です。
●●●健康一口メモ
<メタボリックシンドローム>
最近医療で最も話題になっているトピックスのひとつです。テレビ、新聞など色々なところで取り上げられてるので目にされている方もいらっしゃるでしょう。
●メタボリックシンドロームとは?
肥満症や高血圧、高脂肪血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満、特に内臓脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪肥満)が原因であることがわかってきました。このように、内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態をメタボリックシンドロームといい、治療の対象として考えられるようになってきました。
●メタボリックシンドロームの診断基準【2005年4月】
| 必須条件 | 内臓脂肪蓄積 | ウエスト周囲 男性 85センチ以上
ウエスト周囲 女性 90センチ以上 |
| 上記に加え以下のうち2項目以上 |
| (1)高脂血症 |
→ | 中性脂肪 150mg/dl 以上 かつ/または
善玉コレステロール 40mg/dl 未満 |
| (2)高血圧 |
→ | 最高血圧 130mmHg以上 かつ/または
最低血圧 85mmHg以上 |
| (3)高血糖 |
→ | 空腹時血糖 110mg/dl以上 |
さて、あなたはこれらの条件のいくつが満たしたでしょうか?
肥満、高血圧、高血糖、高脂血症の危険因子を3−4つ併せ持つ人は持たない人に比べ、心臓病の発症リスクが31倍も高くなります。メタボリックシンドロームを放置する→動脈硬化による疾患(心筋梗塞、狭心症、脳梗塞など)を発症する。それを、いかに予防するかという事が治療の目標です。
メタボリックシンドロームは生活習慣が大きく関与しています。もう一度、生活習慣を見直してみてください。適切な摂取エネルギー、食事の内容、運動については個別に療養指導書を作成しますので、医師、管理栄養士にご相談ください。
まずは肥満のコントロールです。毎日、体重日誌をつけ、最初の1年で5−10%の体重減少を達成しましょう。体重が減少することで 内臓脂肪の減少→ウエスト径の減少、そして、血糖値、脂質のデータ、血圧もすべて改善します。
そして、合併症の検査として、負荷心電図、頚動脈エコー、脈派検査などで、動脈硬化の程度を医師に評価してもらいましょう。お気軽にご相談下さい。
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