こんな症状はありませんか?
- 下痢や便秘などを繰り返す
- 腹部膨満感(SIFO)
- 疲労感や倦怠感
- 甘いものや炭水化物への強い欲求
- 皮膚のかゆみや発疹
- 口内炎や口臭
- 膣カンジダや尿路感染症などの婦人科系のトラブル
- 頭痛やめまい
- アレルギーや免疫力低下
カンジダとは
腸管カンジダ症は、腸内でカンジダという酵母菌が過剰に増殖する状態です。カンジダは通常、腸内の健康な微生物バランスの一部ですが、免疫力の低下、抗生物質の使用、不適切な食事などが原因で増殖しやすくなります。この過剰なカンジダの増殖は、腸壁を損傷し、腸漏れ症候群(リーキーガット)の原因となり得ます。
腸漏れ症候群は、未消化の食物粒子や毒素が血流に漏れ出すことで、アレルギー反応や自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。また、カンジダの代謝産物は、ミトコンドリアの機能を低下させたり、全身に悪影響を及ぼし、慢性的な疲労、頭痛、皮膚疾患、消化不良、精神的な不調(例えば、不安やうつ症状)を引き起こすことがあります。
したがって、腸管カンジダ症の治療は、全身の健康を維持し、症状の悪化を防ぐために不可欠です。適切な治療を行うことで、腸内の健康な微生物バランスを回復し、全身の健康を改善することが期待されます。
カンジダ治療受診の流れ・予約
当院では予約システムに「デジスマ診療」を使用しております。まずは「デジスマ診療」にご登録ください。詳しくはこちらをご参照ください。
1回目(初診時):検査
初診日に栄養採血を行います。朝食は抜いて、前日の夕飯から8時間以上の絶食(飲水は可能)をしてください。(お茶、コーヒー、ジュースなどはお避けください)
- 体重、身長などのチェック
- お薬を内服していらっしゃる方は、事前にお申し出ください。
- クリニックにて採血、検尿、問診票を記入していただきます。
- 医師の診察
- Glmapの検査キット、有機酸検査キットをお渡しします。
- 次回のご予約をお取りします。有機酸検査、Glmapの検査を提出してから4週間後が目安になります。
- アプリのダウンロード設定を行います。
2回目:治療計画の作成
初診外来での問診、採血結果の解析から栄養解析レポート、GImapの検査から腸内フローラ解析結果、有機酸検査の解析結果をもとに治療計画書を作成します。お一人お一人個別の食事、運動、睡眠、生活習慣改善点についてお伝えして、目標設定をしていきます。
また、医師がその人の状態に必要な栄養素の種類と量を判断しお伝えします。
ご希望によって、オーソモレキュラー栄養療法のため開発された医療用のサプリメントの処方を行います。
ご自宅で指導に基づいた食事や運動、(サプリメントを処方された方は服用)を行う。
3回目:食事指導・運動指導(2回目から4週間後を目安に)
ご自宅で行った食事や運動などについて問診をし、体調の変化など現状を分析して、次の目標設
定を行い、ご自宅での食事、運動指導などを行います。
オンライン診療も可能です。
*栄養療法で体調を改善し、腸内環境を整えたタイミングでいよいよカンジダ除菌を行います。カンジダ治療では特に食事が大切でカンジダ除菌中の食事指導を行います。
4回目:治療計画の再構築・各種指導の継続
初回の解析結果が出てから3ヶ月後を目安に栄養採血(2回目)を行い、再度解析レポートを作成して
治療計画を立て、目標を再設定します。
栄養療法の継続的重要性
栄養療法は、健康の維持や改善を目指すための効果的な治療方法です。
しかし、その効果を最大限に引き出すためには、継続的な治療とフォローアップが不可欠です。当院では、最低でも6ヶ月間の継続的なフォローを推奨しています。
副作用・注意点
カンジダ治療は栄養療法で体調を改善し、腸内環境を整えた後に施行します。 治療期間は約2ヶ月程度になります。
カンジダ除菌治療で使用する薬剤
- ナイスタチン(Adiclair)
- インターフェイズプラス
- リバーニュートリエンツ
- キャンディバクティンAR
- AbXサポート
海外から輸入のサプリメントのため料金は為替相場によって変動します。これらのサプリメントを使った除菌治療は約2ヶ月間かかります。 - その他
必要に応じて栄養サポートサプリメント、活性炭など使用することがあります。治療期間は約2ヶ月程度になります。
料金表
料金(税込) | |
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栄養解析 | 24,200円 |
尿中有機酸検査 | 348ドル |
GI map検査 | 480ドル |
GI map検査+ゾヌリン検査 | 545ドル |
治療計画作成と栄養解析と各種検査解析 | 17,600円 |
カンジダ除菌に使用するサプリメントの料金 | 110,000円(2ヶ月) |