〜すべての病気は腸から始まる〜 ヒポクラテス
このようなお悩みはございませんか?
- 便秘や下痢などお腹の調子が悪い
- お肌の調子が悪い
- 食生活が乱れている
- 肥満体型である
- 風邪を引きやすい
- アレルギーがある
- 糖尿病がある
腸内フローラとは
腸内環境を整える ヒトの腸管内には数100兆個(重さにして1~2kg)、1000種類以上の細菌叢を形成していて腸内フローラとも言われます。そして多くの慢性疾患は腸内環境が関与しているということがわかってきました。胃腸の疾患(下痢、便秘。炎症性腸疾患や過敏性腸管症候群、SIBOなど)だけでなく糖尿病、肥満、がん、アレルギー疾患、認知症、自己免疫疾患、うつ、不安障害、皮膚のトラブル、ADHEや自閉症などです。
腸内環境を整えることは健康のすべての基礎とも言えます。腸内環境外来ではこの腸内環境の状況を把握し、腸内環境を整えるために必要な要素のアドバイスを行います。
対象となる方
- 消化器系の症状を抱える方(便秘、下痢、腹部膨満感など)
- アレルギー反応がある方
- 自己免疫疾患のある方
- 糖尿病や肥満に悩む方
- 精神的ストレスを感じている方
- 皮膚のトラブルをかかえている方
腸内フローラを整えるために必要なアプローチ
食事・栄養療法
発酵食品や善玉菌の餌となる食物繊維が豊富な食事をはじめとしてバランスよく栄養素を摂取するための食習慣についてアドバイスをさせていただきます。
小腸内細菌増殖症(SIBO)と呼ばれる、小腸内の細菌が取り込んだ栄養素を分解し、ガスを生成してしまう病気が疑われる場合には、小腸で吸収がされにくい栄養素が豊富に含まれている、低FODMAP食もご提案します。
運動習慣
定期的な運動が腸の動きを促進し、フローラの健康を支えます。ウォーキング程度の軽い運動から徐々に運動習慣を定着できるようにご提案をさせていただきます。
睡眠
質の高い睡眠が全身の健康を保ち、腸の健康を促進します。
ライフスタイル全体の改善
ストレスマネジメントとリラクゼーションが重要です。
善玉菌
サプリメントなどを有効に活用することにより、善玉菌や善玉菌が活性化する菌を増やし腸内環境を健康に保ちます。
また、必要に応じて悪性菌の除菌を行います。
カンジタ治療(詳しくみる)
GImap検査そのほか症状で腸内カンジダ症が疑われた場合はカンジダ治療を行います。
腸内フローラ移植(FMT)(詳しくみる)
先進的な治療法で、健康なドナーの腸内フローラを患者様の腸内に移植し、バランスを整えます。
推奨検査
GIマップ検査
GIマップは、DNAベースの技術を用いて腸内の微生物を詳細に分析する検査です。これにより、腸内フローラの状態や腸内の炎症などを正確に把握し、個々の健康状態に合ったアプローチを計画することができます。
マイキンソープロ
腸内の微生物を分析し、腸内環境を把握します。
栄養解析検査
患者様の栄養状態を詳細に分析し、栄養不足や過剰摂取が腸の健康に及ぼす影響を評価します。この検査により、腸内フローラの改善だけでなく、腸の粘膜の健康やリーキーガット症候群の改善に必要な栄養素を特定します。
腸内フローラを強化する効果
- 便通の改善
- 肌がきれいになる
- ダイエットが成功しやすくなる
- 精神状態が安定する
当院では予約システムに「デジスマ診療」を使用しております。まずは「デジスマ診療」にご登録ください。詳しくはこちらをご参照ください。
1回目(初診時):検査
初診日に栄養採血を行います。朝食は抜いて、前日の夕飯から8時間以上の絶食(飲水は可能)をしてください。(お茶、コーヒー、ジュースなどはお避けください)
- 体重、身長などのチェック
- お薬を内服していらっしゃる方は、事前にお申し出ください。
- クリニックにて採血、検尿、問診票を記入していただきます。
- 医師の診察
- GImapの検査キットをお渡しします。
- 次回のご予約をお取りします。GImapの検査を提出してから4週間後が目安になります。
2回目:治療計画の作成
初診外来での問診、採血結果の解析から栄養解析レポート、GImapの結果から腸内フローラについての解析をもとに治療計画書を作成します。お一人お一人個別の食事、運動、睡眠、生活習慣改善点についてお伝えして、目標設定をしていきます。
また、医師がその人の状態に必要な栄養素の種類と量を判断しお伝えします。
ご希望によって、オーソモレキュラー栄養療法のため開発された医療用のサプリメントの処方を行います。
ご自宅で指導に基づいた食事や運動、(サプリメントを処方された方は服用)を行う。
3回目:食事指導・運動指導(2回目から4週間後を目安に)
ご自宅で行った食事や運動などについて問診をし、体調の変化など現状を分析して、次の目標設定を行い、ご自宅での食事、運動指導などを行います。
オンライン診療も可能です。
4回目:治療計画の再構築・各種指導の継続
初回の解析結果が出てから3ヶ月後を目安に栄養採血(2回目)を行い、再度解析レポートを作成して治療計画を立て、目標を再設定します。
栄養療法の継続的重要性
栄養療法は、健康の維持や改善を目指すための効果的な治療方法です。
しかし、その効果を最大限に引き出すためには、継続的な治療とフォローアップが不可欠です。当院では、最低でも6ヶ月間の継続的なフォローを推奨しています。
副作用・注意点
食事療法、プロバイオティクス・プレバイオティクスの使用、生活習慣の見直しを含む一連のアプローチは一般に安全ですが、食物繊維やプロバイオティクスの処方で一時的なガスの増加や膨満感を引き起こすことがあります。
料金
内容 | 価格(税込) |
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栄養解析 | 24,200円 |
GI map GI map+ゾヌリン検査 | 480 ドル 545ドル(海外からの輸入検査キットのため、その時の為替によって値段が変わります) |
マイキンソープロ | 19,800円 |
栄養解析 GI map解析結果の説明と治療計画作成 | 12,100円 |