健康診断で「異常あり」と言われた方へ
~はじめての方にも分かりやすく解説します~
毎年5月以降は、多くの方が健康診断を受ける時期。
検査結果で「異常を指摘されました」と言われて、驚いたり、不安になったりしていませ
んか?
「何がいけなかったのだろう…」
「このまま放っておいて大丈夫?」
そんな疑問を持つのは当然のことです。
ここでは、健康診断で異常値を指摘された方に向けて、よくある検査項目の解説と、受診
の流れについて分かりやすくご案内いたします。
よくある健康診断の検査項目と「異常値」の意味
健康診断では、以下のような項目で異常を指摘されることがよくあります:
血圧
- 基準値:収縮期血圧(上)130未満 / 拡張期血圧(下)85未満
- 異常のサイン:高血圧は脳卒中や心筋梗塞のリスクに直結します。早期の生活改善
が大切です。
血糖値(空腹時血糖・HbA1c)
- 基準値:空腹時血糖 110mg/dL未満、HbA1c 5.6%未満
- 異常のサイン:「血糖値が高め」と言われたら、糖尿病予備群や糖尿病の可能性が
あります。初期は無症状でも、放置すると血管や神経にダメージを与えます。
承知しました。それでは、「LDLコレステロール」に関する部分を、正確な医学的ガイド
ラインに基づいて修正したバージョンを以下に示します。
コレステロール・中性脂肪(脂質)
- 基準値(日本動脈硬化学会):
LDL(悪玉)140 mg/dL未満
HDL(善玉)40 mg/dL以上
TG(中性脂肪)150 mg/dL未満
- 異常のサイン:
LDLコレステロールが140mg/dL以上の場合、「高LDLコレステロール血症」と診断される可能性があります。
LDLが高い状態が続くと、動脈の内側にコレステロールがたまり、動脈硬化を引き起こします。これは心筋梗塞や脳梗塞のリスクにも直結します。
特に糖尿病や高血圧など他のリスク要因を持つ方は、より低い数値が目標となる場合があります。
肝機能(AST、ALT、γ-GTP)
- 基準値:AST・ALTは30未満、γ-GTPは50未満(男女差あり)
- 異常のサイン:お酒の飲み過ぎや脂肪肝、薬剤性肝障害などの可能性があります。
腎機能(クレアチニン、eGFR)
- 基準値:eGFR 70以上が目安
- 異常のサイン:腎臓の働きが低下している可能性があります。放置すると透析が必
要になるケースも。
「異常あり」と言われたときの次のステップ
異常値が出た場合、放置せずに次のステップを踏むことが大切です。
1.医療機関を受診しましょう
まずは、かかりつけ医や専門クリニックに相談してください。
当院では、健康診断の結果を持参していただければ、丁寧にご説明し、必要な精密検査や
生活改善のアドバイスをいたします。
2.必要に応じて再検査・精密検査
数値が一時的に高かっただけの場合もありますが、継続的な異常があれば詳しい検査が必
要です。
3.生活習慣の見直しが重要です
血圧や血糖、脂質の異常は、生活習慣の改善で大きく変わります。当院では、栄養療法や
運動指導なども取り入れた「生活習慣病外来」をご用意しています。
当院では「生活習慣病の早期発見・予防」に力を入れています
当院は、糖尿病や高血圧、高脂血症など生活習慣病に特化した診療を行っており、
患者さん一人ひとりの状態に応じて、薬に頼りすぎない総合的な健康サポートを提供しています。
「健康診断の結果を見て不安になった」
「放置して悪化するのが心配」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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まとめ
- 健康診断の「異常値」は病気の予兆であることも
- 放置せずに、まずは医療機関の受診を
- 当院では専門医による生活習慣病の早期診断・改善指導を行っています
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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